新年早々忘年会 2012-02-02 [生活]
時差の違いこそあれ、世界は同じカレンダーで動いていると思っていますので、日本であればにほん時間の12月31日は大晦日の年越の行事を行い、12月を中心にあれこれ忘年会があります。明けて1月1日は元旦の行事があり、元旦から松飾りのある間の松の内の日々を新年の特別な季節の様々な行事があるわけです。それも今は昔の懐かしい話に思える様な時代に変わりつつあるあるのも事実ではあります。そうは言っても、やはり正月は正月の趣きを感じるように体にすり込まれている様に思えます。そこを区切りとして過去を振り返り新しい一年の計を立てるというのも意義深く、それぞれに気持ちを新たにします。そういうわけで私も今年をスタートしたのでしたが、偶々、1月12日から中国を訪れ、知り合いの中国の人達と会った時の私は、当然1月ですから「新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しく」と型通りとは言えまじめに挨拶をしました。それに対して、さすがに「新年好」とお返しの言葉があったのでしたが、実は彼等中国人の気持ちはまだ旧年中で、今まさに年の瀬を迎えようとしているのです。
というのは、今年は1月23日が旧正月元日ということになっており、私達とは別の次元にいるのです。その証拠に、その日中国人の会社仲間が集まって忘年会をやることになっているので参加してほしいと誘われました。昨年の内に忘年会を何度も済ませた私としては不思議な感覚で新年早々“忘年会”に参加したわけです。その席で挨拶を求められどう話すべきか一瞬迷いましたが、私としてはやはり新年の言葉でやる他なく、“忘年会”で新年の祝辞となってしまったのです。まだまだ、中国は旧の正月を祝うのが習慣として強く残っている現場に出会わしたのです。
実は今回これが初めてでということではなく、何年か前もその経験はしていたことを思い出したのですが、その年の旧正月は2月の中頃を過ぎていたのではなかったかと思いますが、その頃は新年の挨拶をするにはかなり日も経っており、さりとて忘年会にはあまりにも早すぎると冗談のような体験もありました。この旧暦と新暦による生活習慣の違いはそれぞれの文化の伝承とも関係があり、中々味わい深いものがあります。
しかし、中国といえども旧から新に生活様式が変わり、そこに生きる人達もいつの日か旧の行事が遠い昔の話になってしまうのかもしれません。(おわり)











